皆さんは部屋を片付けたいと思っていても、なかなか片付ける気になれないことはありませんか？

部屋が片付けられないのは自分がだらしないからなのではと思う人も多いかもしれませんが、実は病気のせいで片付けられない可能性があります。

多くの病気によって片付けたくても片付けられなくなっているかもしれないので、どんな病気だと片付けられなくなるのか知る必要性があります。

それでは、部屋を片付けたくても片付けられない病気についてご説明しましょう。

ゴミが捨てられないのは何らかの病気を発症しているのが原因として挙げられます。

つまり、その病気を改善していけば徐々にゴミを片付けるやる気や気力が湧いてくる可能性があるので、焦らずゆっくり改善していきましょう。

うつ病や統合失調症などの様々な病気は焦って回復するものではないため、当人のためにも絶対に無理強いさせないことが重要です。

部屋が片付けられない病気は、主に以下の通りです。

それでは、部屋が片付けられない病気についてご説明しましょう。

うつ病はゴミ屋敷を生み出してしまう要因を作り出す病気の一つです。

うつ病を発症すると、いつも以上の物事をネガティブに考えるようになり、やる気も気力もなくなってしまうのが特徴です。

生活の観点から見ると、生活に対するやる気や気力が少なくなってしまうため、ゴミを捨てようという気分にならなくなります。誰か捨てる人がいれば問題ないかもしれませんが、一人暮らしの場合は誰もゴミを捨ててくれないのでゴミが溜まる一方です。

統合失調症はゴミ屋敷を作り出す直接的な原因ではありません。

というのも、統合失調症にも様々な症状があるため、発症したとしても必ずゴミ屋敷になるとは限らないからです。しかし、人によってはゴミを片付けようというやる気や気力が低下し、結果的にゴミ屋敷を作り出すケースもあります。

また、ゴミを片付けていたとしても統合失調症が悪化すると、生活スキルが低下してゴミ屋敷を作り出す可能性もあるでしょう。

認知症を発症すると、次第に物事を正しく判断する能力が落ちてしまう可能性があります。

判断能力が落ちると捨てるべきゴミをゴミと認識しなくなったり、ゴミ出しの日を忘れたり、ゴミじゃないのにゴミだと認識してしまったりします。

症状が悪化するにつれてゴミ屋敷を作り出しやすくなるでしょう。